アメリカからのメール4

>アメリカの子供の躾け



アメリカの子供がきちんと躾けられているかというと、それはなかなか
よくわかりません。 

例えば、大学などでは授業もそこそこしっかり聞きますし、
けじめがついているように思えたりしますが、しかし、授業中に飲食するのは
当たりまえ、前の椅子が空いていればそこに足を乗せるのもOKなど、日本人から
見たら躾けられていないところも多々あります。 

米国以外の国の人たちの意見としては、アメリカ人は躾けがなっていない、
無礼、行儀が悪いというのが一般的のように思います。 

ミシガン大学のある教授がヨーロッパへ行って、
こんなにアメリカ人がバカにされているとは思わなかったと嘆いていたという話
を聞いたことがあります。そういえば、人に道を聞くのでも、いきなり聞いてきたり
しますねえ(子供も大人も)。 ちょっとすいませんが、という一言がありません。
 
まだよく考えがまとまっていませんが、個人的には、これは、一番重要なことだけに
焦点を当てるということなのではないかと思っています。 

一番重要なことは、ルールを守ることです。 そしてルールを守れなかったら
罰を受けるということです。これは小さい頃から徹底しているように思います。 

それが出来ていれば、後はいい(自由)と。 特に、アメリカは移民の国ですから、

宗教や文化的なことを言い出したらまとまりません。 

例えば、授業中は帽子を脱ぎなさいと日本では言えるでしょうけども、ユダヤ人や
イスラム教徒の生徒に言うことはできません。 もちろん服装も完全に自由です。
また、食事をするときに、日本人ならお茶碗を持って食べなさいと言えますが、
それは韓国人にとっては上品な食べ方ではありません
(もともと韓国のお茶碗は鉄茶碗ですから熱くて持てませんが)。