アメリカからのメール2

>アメリカでは子供の荒れるのを防ぐのには
>どういう対策がなされているのでしょうか?



一つは、徹底した管理があります。 例えば、高校生に聞くと、
授業中にトイレに行くときには、学生手帳に先生の了承サインをもらい、
その手帳を持参してトイレに行くそうです。そして、学校を巡回している
見回りの先生かガードマンか誰かに出会ったときには、

「こんなところで何をやってる?手帳を見せろ」

と言われるそうです。
ここまでやる必要があるのかどうか。
しかし、おそらく、こうでもしないとダメだったのでしょう。




>自由がある代わりに、罰則も厳しく、
そういう自由なのでしょうか?


私が思うに、自由には義務と責任が伴っているのだと思います。 
ルールを守る義務を果たすこと。


コミュニティー(国、学校、グループ)に対する責任をもつこと。
あとのことはそれほど重要ではないのだと思います。
 

>日本の学校は荒れ放題になっています。
>それに変わる罰則もないです。特に公立では。
 
罰則がないのは問題だと思います。それはルールを無きものにしてしまいます。

ルールを守ることは日本でも大事とされますが、それを担保する罰というものが

徹底していないように思います。

だからルールがあって無いようなものになってしまうのではないでしょうか。
 
ちなみに、こちらの罰というのは、例えば、小学生などでは、教室の隅に一定時間

立たせるというタイムアウトと呼ばれるものがあります。 

ちょっとしたことでいいのだと思います。実際に罰を受けることが大事なのです。